satoyamaの主旨
当NPO法人satoyamaのホームページをご訪問下さりありがとうございます。
最初に理念と主旨をご説明させて戴きます。
懐かしい里山の風景を取り戻したい。消えつつある祭りの風景を取り戻したい。コミュニケーションの輪を広げ地域全体に活力を・・・そして人から人へ。
そんな願いから私たちはスタートしました。
現在、お祭りには、商工会が企画・運営するタイプのお祭りと、地域行政が主体となって行われるもの、地域の神社や各種サークル・団体が主体となるものなど、その実態は様々です。
しかし、昔から地域に根付いたお祭りが開催されなくなったり、あるいは、規模が縮小されている現実に、寂しい思いを抱いています。祭りの風景の中には、一生懸命働く若者たちの姿があったり、にこやかな子供たちの姿があります。日頃のストレス発散におもしろおかしく語らっている、いろんな人の笑顔がそこにはあります。
地域内の人々の交流が希薄になりつつある昨今、やはりコミュニケーションの場としてのお祭りを、維持あるいは復活させ、そしてそんなお祭りを、新しい形で提供できればと考えていました。
その一歩を2011年11月23日開催された、北杜市武川町“むかわ米米まつり”に於いて、
農産物直販店“satoyamaストア”を出店し、年末年始は富士川町に於いて、ダイヤモンド富士を観る県内外の方達のために憩いの空間“satoyamaストア”を出店しました。
同地域は古くから柚子の生産が盛んに行われ、関東一の生産量と品質の良さで知られています。しかし年々生産者の高齢化が進み、 せっかく実った柚子を収穫しきれないという状態が続いていますが、satoyamaストアでは、ゆずの販売も行い大変好評となりました。微力ながらこのような活動を中心に、地域活性に役立てばと考えています。
そして、地域の元気を考えるとき、地域の農業にも目を向ける必要があります。
高度経済成長を機に若者の農業離れが進み、後継者不足も手伝って、農業従事者の高齢化が顕著となり、農地の荒廃や遊休農地が増えるなど、農業の衰退化が進んできています。
それでも、環境への不安から食に対する関心が増えつつある今、都市部から地方へ移住して農業を始めようとする退職者や、農業に関心のある若者たちが増えつつあり、農業の回帰志向が近年高まってきている現実です。
この自然豊かな山梨で、農業に携わりたい人たちのために、農地の提供や指導を行い、
一緒に働ける空間の提供を考えたり、さらには収穫した野菜果物を各種イベントで産地直送販売を行い、農業の活性化を考えています。
里山の風景の中におばあちゃんや、気難しそうだけど優しいおじいちゃんの姿があります。元気に走り回る子供たちの姿があります。そんな風景を取り戻し、人から人へ輪が広がり、そして地域全体が元気になるように。
そしてそんな思いを実現するためには、より広範な事業展開と、より多くの関係者の理解と協力を得るには、営利目的である会社ではなく、特定非営利活動を証す必要を感じ、信頼できる仲間たちの賛同を得、中でも北杜市で建築業を行っている(株)里山工房とその業者会の強力なサポートを受けて、ここに非営利活動法人satoyamaを立ち上げました。
皆様に於かれましても、是非、当NPOが願う、人から人への輪の広がりを実現させるべく、わたくしどもとなんらかの形で連携していただきますよう、心からお願い申し上げます。
2011年12月20日
satoyama役員
理事長 | 高山 美春 |
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副理事長 | 辻 志保 |
理 事 | 望月 陽一 |
幹事 | 川内谷富男 |
事務局長 | 高山 美春 |
所在地 | 〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3331-173 |
連絡先 | 0551-20-5222(代) |
NPO法人satoyama
2010年11月 | 創業 |
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2012年1月30日 | 設立 |